Sweet Love~極上に甘い恋~
「勉強になりませんね」

大森さんが言った。

あなたの、せいじゃない…。

そう言おうとした瞬間、大森さんは教科書をポイッと床のうえに放り投げた。

「別のお勉強、しませんか?」

妖艶な笑みを見せながら、大森さんがわたしを押し倒した。

同時に、唇を奪われる。

「――んっ…」

甘い声がもれる。

「――はあっ…」

唇が離れた瞬間、
「甘いお勉強の始まりですよ?」

妖艶な笑みのまま、大森さんが言った。


次の日、テストができなかったのは言うまでもない…。
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