Sweet Love~極上に甘い恋~
相変わらずと言っていいほど年齢に似合わない鍛えられた躰に、わたしの目がついそこへと行ってしまう。

「アタシたちは、何度も一緒に過ごした関係ですよ?

今さら何をおっしゃっても、仕方ないでしょ」

そんな風に、わたしを誘おうとしている。

拒みたいはずなのに、いつも負けてしまう。

上半身裸になった大森さんは、ゆっくりと1人掛けのソファーに腰を下ろした。

いつもはわたしを押し倒して、服を脱がせて…と言うようにやっちゃうはずなのに、今日はどうしたのだろう?

そう思っていたら、大森さんがこう言った。
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