Sweet Love~極上に甘い恋~
「愛してます…」

吐息と共に消えてしまいそうな愛の言葉に、答えたいとわたしは思った。

その愛の言葉に、答えたいと。

わたしは大森さんの背中に両手を回した。

「――わたしも、大好きです…」

吐息と共に、愛の言葉を言った。

自然と口から出てきた言葉に大森さんは笑うと、わたしの後頭部に手を回した。

「アタシも、愛しています」

チュッと、額にキスをされる。

鼻先にも、頬にも、唇にも、たくさんキスをされる。

そして最後に、
「愛しています」

そう言って、わたしを強く抱きしめた。
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