Sweet Love~極上に甘い恋~
大森さんがお風呂に入っている時、わたしはカバンから手帳を取り出すと、それを開いた。

心臓はバクバクと鳴っている。

大森さんと過ごした時間に、赤ペンで丸をする。

うわっ…。

手帳はほとんどと言ってもいいくらい、赤で埋まっていた。

わたし、こんなにも大森さんと時間を過ごしたんだ…。

ちょっとヒヤリ…じゃなーい!

心臓がバクバクと鳴っている中、わたしは日数を数える。

「まさか、ね…」

数え終えた時、わたしは何も言えなかった。

けど…けどね、確かめなくっちゃ。

ちゃんと確かめないと、わかんないよ?
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