Sweet Love~極上に甘い恋~
わたしは、疲れていた。

な、何なの…。

本当に、この人は何なの…。

あんな深いキスをした後だって言うのに、大森さんは涼しい顔をしている。

その顔から、ビシビシと余裕が伝わってきた。

そして、わたしは理解した。

大森雅彦は、エロいトロンボーン奏者だと。

しかもただのエロいトロンボーン奏者ではない。

かなりのエロいトロンボーン奏者。

ちょっとやそっとのエロいトロンボーン奏者ではないと言うことを、わたしは知った。

わたしはこんなエロいトロンボーン奏者のマネージャーになってしまったのである。
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