Sweet Love~極上に甘い恋~
「うーん…」

考えていたら、
「乃南さん」

大森さんに名前を呼ばれたので、わたしは彼に視線を向けた。

向けた瞬間、わたしは大森さんに唇を奪われた。

「――んっ…」

唇を離したとたん、甘い吐息がこぼれた。

「まだお早いでしょ?」

「でも…」

言いかけたわたしの唇を大森さんは奪った。

やっぱり、この話は苦手なの?

でも…大森さんとの子供は欲しい。

きっとその子は、彼のように妖艶な魅力を持った子供かも知れないけど。

大森さんからのキスを受けながら、わたしは心の中で呟いた。
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