Sweet Love~極上に甘い恋~

極上に甘いお時間

「16時ジャスト」

助手席で、大森さんが腕時計を見て時間の確認をした。

わたしは…と言うと、運転席で疲れていた。

思ったよりも講義が長引いてしまったため、終わったのと同時に彼を迎えにきたのだ。

走って待ちあわせ場所に向かってきたため、バテバテに疲れてしまった。

足が痛い…。

「大森さん、この後のご予定は?」

わたしは大森さんに聞いた。

マネージャーが予定を聞いて、どうするんだっつーの。

「特にないです」

大森さんが答える。
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