Sweet Love~極上に甘い恋~
「その…この前の妊娠疑惑があって以来、何となく…」

呟くように言ったわたしに、
「子供ですねえ。

アタシだったら嫉妬しますけどね」

そう言った大森さんに、クラクションが鳴った。

驚いて、つい押してしまったのである。

し、嫉妬!?

「こ、子供に、ですか?」

そう聞いたわたしに、
「アタシのことなんて相手にしませんでしょ?」

大森さんが言った。

まあ…それなりに忙しくなっちゃうから、あなたに構っている時間は少なくともないでしょう。

だからと言って、嫉妬するって言うのはどう言うことですか!?
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