Sweet Love~極上に甘い恋~
待とうとは思ったものの、未だに大森さんは何も言わない。

やっぱり、何かあったんじゃ…。

ネガティブな考えがわたしを襲ったが、すぐに振り払った。

考えない。

考えない。

と言うか、考えたくない!

けど、自分から聞くのも何だか嫌な気がした。

聞いたとしても、大森さんは絶対にそれも簡単に受け流すだろうと思う。

あの人のやることですからね。

数ヶ月だけどマネージャーをやっているわたしには、よーくわかるんですよ。

勘が強いとか、そんなことは関係なく…ね?
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