Sweet Love~極上に甘い恋~
って、ええっ!?

「大森さん、運転できるんですか!?」

驚きながら聞いたわたしに、
「できますよ」

大森さんが答えた。

マジですか…。

運転の役目もしていたマネージャーのわたしには初耳過ぎる事実だった。

証拠とでも言うように大森さんは財布から運転免許証を取り出すと、それをわたしに渡してきた。

彼の手から運転免許証を受け取って、確認をする。

わっ…。

大森さん、写真でもかなりの男前だ…。

って、本物じゃない!

これ、本物の運転免許証じゃないの!

「わかりましたでしょ?」

「はい、わかりました」

返事をした後、すぐに大森さんに運転免許証を返した。
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