Sweet Love~極上に甘い恋~
「大丈夫なようですね」

大森さんが言った。

わたしは、頭の中がパニック状態だった。

「――こ…この後の、ご予定は…?」

パニック状態のまま、わたしは大森さんに聞いた。

「ありませんよ」

大森さんが妖艶な笑みを浮かべた。

あれ、何か嫌な予感しかしないぞ…。

「今日は、乃南さんと甘いお時間を過ごしたいですから」

そう言った大森さんに、クラクションが鳴った。

驚いて、押してしまった。

と言うか、デジャヴ…?
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