Sweet Love~極上に甘い恋~
「キレイで甘いあなたを、アタシが離す訳ないでしょ?」

そう言って胸を揉まれた瞬間、
「――あっ…」

バスルームに、わたしの甘い声が響いた。

「乃南さん」

首筋に、大森さんの唇が触れた。

「――んっ…」

唇が触れただけなのに、感じてしまう。

躰が大森さんを覚えているみたいに、わたしは感じてしまう。

大森さんの吐息が肌に触れただけでも、わたしは感じてしまった。

一体いつから、わたしの躰はこんなにも敏感になってしまったのだろう…?
< 247 / 328 >

この作品をシェア

pagetop