Sweet Love~極上に甘い恋~
読むことと買うことは簡単だ。

「――やっぱり無理だ…」

買ったばかりの下着を目の前に、わたしはへこんでいた。

大森さんはお風呂である。

わたしの目の前には、真っ赤な下着があった。

雑誌を読んで下着ショップで買ったのはいいけど、これを着る勇気がない。

わたしの心の中にあるのは、“後悔”の文字ばっかりである。

何でこんなの買ったのよ!

何でこんなのに5000円も出したのよ!

もう少し考えればよかったー!

わたしのバカバカバカーッ!
< 254 / 328 >

この作品をシェア

pagetop