Sweet Love~極上に甘い恋~
わたしの顔が思わず真っ赤になってしまった。

もう、近過ぎです!

そう思っていたら、
「アタシから目を反らさないでください」

妖艶な笑みで、大森さんにそう言われた。

ううっ、何にも言えない…。

「――乃南さん、愛してます」

そう言うと、大森さんは極上に甘いキスをくれた。


「甘えた乃南さん、結構よかったですよ」

大森さんと一緒にお風呂に入っていた時、彼の口からそう言われた。

「――うっ…」

でも、あの時は記憶喪失になっていたんだもん!

階段から転んで、一時記憶喪失になっていただけだもん!

と言うか…大森さん、記憶力よ過ぎです…。

学生時代は優等生だったんじゃないですか?
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