Sweet Love~極上に甘い恋~
それを春日先生に渡した。

「ありがとう、どうだった?」

春日先生が聞いてきたので、
「よかったです」

わたしはコタエタ。

「そうか」

春日先生は本棚に本を入れた。

「あ、そうだ」
と、春日先生が思い出したように言った。

「明日の夕方、時間ある?」

春日先生が聞いた。

「明日の夕方、ですか?」

わたしはバックから手帳を取り出すと、明日の予定日の確認をした。

「大丈夫ですけど、何か?」

春日先生は嬉しそうに微笑むと、わたしの前に1枚のチケットを差し出してきた。

そのチケットは、最近公開されたばかりの映画のチケットだった。
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