Sweet Love~極上に甘い恋~
「山中?」

ギャッ!

春日先生の顔が、わたしの目の前にあった。

フツーにドアップなんですけど…。

と言うか、こんな近くで春日先生の顔が見れるなんて初めてかも知れない…。

「明日、都合が悪いの?」

そう聞いてきた春日先生に、
「い、いえ、大丈夫です…。

すみません…」

わたしは答えた。

おいおい、わたしの方が大丈夫か?

「じゃあ、明日の夕方講義が終わったらここにきて」

「はい」

わたしは春日先生の手から、チケットを受け取った。

マジで、ドキドキしています…。
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