Sweet Love~極上に甘い恋~
ぎゃ…ぎゃーっ!

寒気を感じたように、ふとんの中で足が震える。

温かいふとんの中にいるはずなのに、足はガタガタとそれは恐ろしいくらいに震えていた。

「起きないと唇にキスしますよ」

吐息と言う甘いオマケつきで、耳元でまた彼が言った。

妖艶に笑っている彼を背中越しに感じる。

もう無理だ、あきらめた!

こうなったら降参するしか他はない。

わかりました!

わかりました!

起きますからキスしないでくださいー!
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