Sweet Love~極上に甘い恋~
そう言いたいのに、何も言えない。

大森さんの目が真剣過ぎて、何も言えない…。

形のいい唇から出てくる言葉がささやかれているみたいで、何も言えない…。

わたし、完全に大森さんのペースにハマってる…。

彼のペースに、どっぷりと浸かってる…。

何も言えないで黙っていると、大森さんが唇を重ねてきた。

「――んっ…」

舌が入ってきた深いキスに、酔いそうになる。

自分から出しているとは思えない甘い声に、戸惑ってしまう。
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