Sweet Love~極上に甘い恋~
「大丈夫か?」

振り返ってわたしの方を見ると、春日先生が聞いてきた。

「えっ?

…あ、はい」

わたしは答えた。

何でそんなことを聞くんだろ?

不思議に思っていると、
「ちょっと気分が楽になっただろ?」
と、続けて春日先生が聞いてきた。

気づいてたんだと、わたしは思った。

わたしが気持ち悪くなっていたことに気づいてたから、外に連れてきたんだな。

春日先生、優しいです。

わたし、本当に春日先生のことを好きになってもいいですか?
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