Sweet Love~極上に甘い恋~
そう思った時、
「乃南さん?」

聞き覚えのある声が、後ろから飛んできた。

その声に思わず振り向くと、
「あっ…」

驚いて、つい声が出てしまった。

大森さんがそこにいたのだ。

何も言えないでいると、
「知り合い?」
と、春日先生が聞いてきた。

わたしは、黙ることしかできない。

「この人は、一体誰なのですか?

乃南さん」

春日先生の姿を見た大森さんが聞いてきた。

わたしは、何も答えることができない。

黙っていると、春日先生が口を開いた。
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