Sweet Love~極上に甘い恋~
「どうしたのー?」

ミクの肩越しから、アキが顔を覗かせた。

「乃南が帰っちゃうんだって」

ミクがアキに言った。

「ごめん、先に帰るね!」

両手をあわせて、わたしは2人に謝った。

早くしないと、大森さんに怒られる!

帰り支度を終えると、わたしは頭を下げ、テーブルを離れた。

急いで店を出ると、急いで大森さんのところに足を向かわせた。

マジで急がないと!

時刻は、6時45分を差している。

怒られてお仕置きされる~!

なおさら急がなくっちゃ!
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