Sweet Love~極上に甘い恋~
わたし、もしかして大森さんのことを好きになりかけている…?

って、バカを言うんじゃない!

そう思って大森さんと目をあわせると、彼の瞳はわたしを映し出していた。

何か、わたしだけを見ていますって感じだ。

ヤバイ…。

本気で大森さんのことを好きになりそう…。

って、バカバカバカ!

首を横に振って否定したわたしに、
「全く、何度言ったらわかるのでしょうか?」

大森さんが言った。

えっ?

そう思っていたら、
「懲りないんですね」

大森さんはいつもの妖艶な笑みを浮かべていた。
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