地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
ふと、私のヘアピンが取れてることに気づいた類くん。


やっぱり気になるよね…。


「さっきまで付けてたけど、先輩がさ…」


「あー」と顔を歪める類くん。


理解してくれてよかった。


「まぁ貰ってくれただけ嬉しい」


せっかく付けるために買ってくれたのに…なんだか申し訳ない。


「あ、そーだ!お礼に今度お菓子作ってくるね?」


私だけなにもしないなんて嫌だからね。
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