地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
「おー似合ってる。これにするか」


「あ、お金払いますよ!」


いくらなんでも申し訳なさすぎる。


「要らない。紗莉が俺に遠慮するなんてな、100万年はやいんだよ」


「いてっ!」


おでこに強烈なデコピンをくらう。


痛そうにする私をみて、フッと鼻で笑いながらレジへと向かう。


もう…!ほんと乱暴!


「…紗莉、付けてやるからこっち向け」
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