地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
み、耳に響くよ…美緒さん。


「あたしからは何も言えないけど…。紗莉、あんたはもうちょっと自分に素直になりな?」


自分に素直…か。


たしかに、いつもなってるようでなれてなかったかも。


「うん…分かった。ありがとう」


ほんの少しだけ気持ちが楽になった気がする。


戻る途中、柊先輩を見かけて目が合ったけど、パッと逸らされた。


はぁ、、もう名前すら呼んでくれないのか…。
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