地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
あの日以来柊先輩とはなんの関わりがないまま、気がつくと明日から夏休み。


セミがミーンミーンと外で鳴いている。


終業式の日に日直なんて…私はついてないみたい。


「美緒〜!夏休み花火大会いこって…そっか、高杉先輩いるのかぁ」


あ〜あ…ざーんねん!


「そーなんだよね。ごめんね?紗莉」


なに言ってんの!
謝らなくていいのに!


「全然!楽しんでね??」


「うん」と嬉しそうに微笑む。
< 319 / 425 >

この作品をシェア

pagetop