地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
………


数秒間見つめ合う。


けど、私にはそれがすごく長く思えた。


あれ、なんだか視界がすっごくクリア。


「さ、り…?」


わ、なんだか嫌な予感…!!


「っ!わ、わりぃ」
「あ、う、うん!大丈夫!」


この体制に気づいたのか、類くんが手を差し出して立たせてくれた。


急いでメガネを拾って、装着する。


ば、バレてない…??
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