地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
先輩と肩を並べて通学路を歩く。


あの時分かったんだけど、実は先輩の家が思ってたよりもすごく近くて。


毎朝、私の家まで迎えにきてくれることになった。


「ふぁ、ねみぃ」


隣で欠伸をする。


ふふっなんか隣に先輩がいることが、夢見たいに思える。


「あ、寝癖ついてますよ!」


後ろの方がぴょんってはねてる。


「あ?あー…朝急いでたから」


「私が後で直してあげますよ?」
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