地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
キーンコーンカーンコーン_


チャイムがなり、席へつく。


「大変そうだけど、大丈夫か?」


隣の類くんがそう聞いてきた。


心配してくれてるの??


「うーん…分からないや」


安心できないことは確か。


「なんかあったらいつでも言えよ?話聞くから」


やっぱり類くんは優しいね。


「うん!ありがとう」


でも今は、彼の優しさが余計に私を苦しくさせる_。
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