地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
「じゃあ、私は教室に戻りますね!」


そう言ってここを出ようと、扉に手を掛けたとき


「待て」


ぎゅっと、後ろから手を握られた。


「え!せんぱい…?」


「どうせもうすぐ授業終わるだろ。…このままサボるっていうのもアリだよな?」


…いやいや、


「アリよりのナシです」


「それ、イコール良いってことだから」
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