OLユンファ。闇の左手。
醤油とマヨネーズしか冷蔵庫にない件
[醤油とマヨネーズしか冷蔵庫にない件]
あたしは暖かくなる春にのんびりと睡眠をとるのを人生の至福としていた。
はあ。
醤油とマヨネーズしか冷蔵庫にない件。
レストランにでもいくー。
あたしは着替えると、バックを手に近所のレストランにむかう。食べたいものは。
「トマトカレーだな」
とあたし。トマトカレーを頂く。200ゼニー。
帰りにケーキ屋でケーキを買う。女子のたしなみだ。ケーキを買うのはきわめて大切な慣行なのだが、それをなんと形容すべきか。いわば、社会はわからないのだ。だからある仕組みを絶対視をするのも軽視をするのも手筋としてはよくない。これはあたしが将棋から学んだことだ······。
あたしは暖かくなる春にのんびりと睡眠をとるのを人生の至福としていた。
はあ。
醤油とマヨネーズしか冷蔵庫にない件。
レストランにでもいくー。
あたしは着替えると、バックを手に近所のレストランにむかう。食べたいものは。
「トマトカレーだな」
とあたし。トマトカレーを頂く。200ゼニー。
帰りにケーキ屋でケーキを買う。女子のたしなみだ。ケーキを買うのはきわめて大切な慣行なのだが、それをなんと形容すべきか。いわば、社会はわからないのだ。だからある仕組みを絶対視をするのも軽視をするのも手筋としてはよくない。これはあたしが将棋から学んだことだ······。