幼恋。
そうだ、確か監禁…しかも同意の上かもしれないということでそこまで重い罪にならなかったからもう出てきてるんだ…。
そう覚った瞬間私の手に自分の手を重ねるおじさん。
「おいで、逆らったら画像ばらまくよ」
おじさんはそう言いながら私と性行為をしている画像を見せてくる。
どうして……全部警察に取られたはず…。
でも今の時代幾らでも残しておくことは出来るもんな…。
なんて無駄に冷静なことを考えて立ち上がるおじさんに着いて私も立ち上がる。
「そうそう、散々言うこと聞くようにしたからね、まだ言うこと聞く体だね?」
嫌だ怖い助けて。
そんな私の意思とは裏腹におじさんの後をしっかりついて行く私の体。
そして鮮明に思い出されるあのおじさんと繋がり続けた10ヶ月。
「ほら、制服だと目立つから洋服に着替えて」
おじさんはそう言って洋服に着替えてくるよう手渡してきて、私もそれに従ってしまう。
心と体が切り離されたみたいな感覚で私は私が何をしているのか訳が分からなくなった。