幼恋。
夏祭り
あれから特に変わったことなく過ごし
夏休みも半分くらい終わった8月中旬。
今日は、叶ちゃんと架子ちゃんと旬佑先輩と夏祭りにやってきた。
今まで叶ちゃんとは来てたけど
友達と夏祭りなんて初めてだから浮かれてます、私。
「叶ちゃん!楽しいね!」
「よかった
いつか友達とくるんだって言ってたもんね」
みんなで買ったかき氷を食べながら叶ちゃんとそんな話をして笑う。
架子ちゃんと旬佑先輩を見ると、やはりかき氷をアーンしあっていて見ててほっこりした。
「やっぱりいいなぁ
お互い好きで好きでたまらないって感じがする」
いつもラブラブな2人を見て、私がそうつぶやくと叶ちゃんは苦笑いで2人を見て頷く。
「確かにあの2人は本当にラブラブだね。
喧嘩しても気づいたらラブラブな会話に変わってるからすごいよ」
「素敵だなぁ」
やっぱり私も本当に好きな人と付き合いたい。
2人を見てそんな気持ちがすごく湧き上がってきていると、突然後ろから声がした。
「おりはには俺がいるよ!」