入れ替わったら彼の愛情をつきつけられました。
☆☆☆
翌日も少しだけ出勤する用事のあった美緒は朝から会社に来ていた。
動きやすい黒いタイトなパンツに白いブラウス。
会社に到着すれば着替えるのだけれど、退社後なにも予定がない日は主にこの格好で出勤している。
受付の2人とは仲良しで月に1度は一緒に食事をする仲だ。
といっても、それも最近はできていなくて寂しいのだけれど。
そんなことを思いながら大きなエントランスへ入ったとき、受付に見知らぬ女性が立っているのが見えた。
女性の後ろを通り過ぎる瞬間「これ、柊大河の忘れ物です」と、聞こえてきて思わず足を止めた。
そっと歩み寄って女性の横顔を確認してみると、25歳の美緒より少し年上に見える。
浮かべている笑顔はまるでひまわりや太陽を連想させ、白色のやわらかなフレアスカートは彼女の印象にピッタリとはまっている。
上はエメラルドグリーンのカーディガンで、とても春らしい。
人目見た瞬間それが大河の彼女だと理解してしまった。
翌日も少しだけ出勤する用事のあった美緒は朝から会社に来ていた。
動きやすい黒いタイトなパンツに白いブラウス。
会社に到着すれば着替えるのだけれど、退社後なにも予定がない日は主にこの格好で出勤している。
受付の2人とは仲良しで月に1度は一緒に食事をする仲だ。
といっても、それも最近はできていなくて寂しいのだけれど。
そんなことを思いながら大きなエントランスへ入ったとき、受付に見知らぬ女性が立っているのが見えた。
女性の後ろを通り過ぎる瞬間「これ、柊大河の忘れ物です」と、聞こえてきて思わず足を止めた。
そっと歩み寄って女性の横顔を確認してみると、25歳の美緒より少し年上に見える。
浮かべている笑顔はまるでひまわりや太陽を連想させ、白色のやわらかなフレアスカートは彼女の印象にピッタリとはまっている。
上はエメラルドグリーンのカーディガンで、とても春らしい。
人目見た瞬間それが大河の彼女だと理解してしまった。