天然お嬢と双子の番犬さん
とりあえず、まだ嫌いじゃないから頷く。
パパ満面の笑み後、安堵の溜息。
「…んー、でもそうなってくると学校の中もすっごく不安だなぁ、パパ。こうなったら誰かに学校の中も外でも一緒にいてくれないとパパ心配で眠れないかもー」
「知るか。どうしようもねぇだろ。そればっかは」
「こうなったらGPSだけじゃなくて、カメラも付けるとか?」
「ええ、それは嫌だよ。トイレする時とか困るし」
「そうだぞ⁉お前等花の何を見ようってんだ‼」
パパに抱き着かれ、そのまま二人を睨んでいた。馬鹿とか阿保とか変態ー!も言ってるから、とりあえず復唱。
「ならセンコーにでもなって、付きっ切りでいりゃいいんじゃねーの?」
湊のその言葉にパパが止まった。