天然お嬢と双子の番犬さん
食べ終えて、お店を後にした。
湊が腕時計を確認する。私も確認したかったから、腕を引っ張り時間を見た。
───18時丁度。
やっぱり普通に帰れると、こんな早いんだね。いつもなら20時とか普通だもんね。
これも全部二人のお陰なんだけど。
「暗くなる前に帰ろっか」
「うん!今度は歩いて帰ろうね!」
街の中を抜け、住宅地方面。そこを通り過ぎると、家まではほぼ何もない。
住宅地内に家を作ると怖がられるから。
離れた所になるってパパが言ってた。
でも、お陰で怖がって誰も近寄って来なくなるし。広いのに誰も住まないから土地が安いし、一石二鳥らしい。
だからこそ…車の送迎が必要なんだろうけど。私は特にね。
だって途中コンビニすらないもん。
人の気配もないからね。
いたとしてもパパに用事がある人とかだし。