彼の後ろの特等席
「ね~転校生~」

私は転校生に声をかけた。

会話が途切れないように。

だって途切れると気分悪いじゃん?

「なんだよ?」

「何で野澤高校なの?澤校って呼ばれてるんだけどここらでいう・・・」

「不良学校?」

「そう!それ!なのに何で澤校に来たの・・・?」

「じゃあ何でアンタも澤校いってんの?」

そ、

それは・・・
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