・・・だって、大切なあなただから(続 ・・・だって、大切な2人だから)
これからの私と唯斗と・・・遠い2人
「唯斗、唯斗!悠夏から手紙来た!一緒に読もう」
私が、興奮気味に言う。メールはしょっちゅうやり取りしているが、手紙は初めてだ。
「そう、焦らないで、瑞穂。手紙は逃げないよ」
唯斗が苦笑しながら言う。
そして、2人で手紙を読んで。
「えっ、南条先輩と一緒に住む!?」
と、びっくりしている私に唯斗が言った。
「なぁ、僕らも・・・一緒に住まないか?」
えっ!唯斗の思いもかけない提案に、思わず私は真っ赤になった。
「・・・って、悠夏が同棲するから、私たちも、って?」
「いや、そういうわけじゃなく・・・考えてたんだ、そろそろ、結婚に向かって一歩踏み出さないかな、って。結婚は、就職してからじゃないと、だけど、とりあえず、僕は瑞穂とずっと一緒にいたい」
「・・・私も」
悠夏・・・大切なあなたが幸せにしているのを知って、本当に嬉しいよ。私も唯斗と幸せに過ごしてる。私たちも、あなたも、幸せで本当に嬉しい。私と唯斗が付き合い始めたころは、どこか遠慮していたけど、大切なあなたが幸せなら、私たちもちゃんと幸せになっていいんだよね。大切なあなただから、これからも私たちの幸せ、喜んでくれるよね。手紙、ありがとう。こっちからもお惚気の手紙、返すから、楽しみに待ってて!
-fin-
私が、興奮気味に言う。メールはしょっちゅうやり取りしているが、手紙は初めてだ。
「そう、焦らないで、瑞穂。手紙は逃げないよ」
唯斗が苦笑しながら言う。
そして、2人で手紙を読んで。
「えっ、南条先輩と一緒に住む!?」
と、びっくりしている私に唯斗が言った。
「なぁ、僕らも・・・一緒に住まないか?」
えっ!唯斗の思いもかけない提案に、思わず私は真っ赤になった。
「・・・って、悠夏が同棲するから、私たちも、って?」
「いや、そういうわけじゃなく・・・考えてたんだ、そろそろ、結婚に向かって一歩踏み出さないかな、って。結婚は、就職してからじゃないと、だけど、とりあえず、僕は瑞穂とずっと一緒にいたい」
「・・・私も」
悠夏・・・大切なあなたが幸せにしているのを知って、本当に嬉しいよ。私も唯斗と幸せに過ごしてる。私たちも、あなたも、幸せで本当に嬉しい。私と唯斗が付き合い始めたころは、どこか遠慮していたけど、大切なあなたが幸せなら、私たちもちゃんと幸せになっていいんだよね。大切なあなただから、これからも私たちの幸せ、喜んでくれるよね。手紙、ありがとう。こっちからもお惚気の手紙、返すから、楽しみに待ってて!
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