6人のイケメン兄弟達と逆ハーレム暮らし♡
『あ、あの……よければ友達にならないかしら?』

 こんな純粋な子、初めて。

『いいですよ!』

 ここからが私達の友達のスタート。

***


 私の家は、着物とかそういう和のものを売る企業。

 私は親の血を引いているから、ずいぶんの美形となった。

 だけど、所詮は私も道具。

 親達の商売、モデルやらなんやらで使わされているだけ。敷かれたレールを歩くだけの人生なんてつまらない。

 だけど、大切な弟もいる。

 家を出ようと思ったことは何回もあったけれど、弟も家を嫌っていた。

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