6人のイケメン兄弟達と逆ハーレム暮らし♡
「樹くん、ちょっと行ってくるね」

「あ!ちょ、莉乃……」

 樹くんには申し訳ないけど、なにか止められるような気がしたので、そのまま行くことにした。

 すると、私を呼んだのは中等部の3年生だとわかった。

「こ、こんにちは、なにか私に御用かな?」

「ちょっといーですか」

「あ、う、うん」



 そのまま体育館裏に連れて行かれた。

「ふっ!!あはははっ!!まんまと罠にハマりやがって!!まぬけ!!」

「え?罠?」

 罠ってなんだろう?この子達なに言ってるのかな。

「おい!先輩俺達とタイマンはれや!」

「え?タイマン〜!?久しぶり〜!!やりたいやりたい〜!!」

「は?てめぇドMか?ボコられたいのか?」

「じゃあタイマンやると言うことで」

 私は男の子達の言葉なんて無視して、1人の男の子の後ろに入った。
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