僕は君を追いかける。
どちらかというと私のほうが

「ていうか、私2人も気絶させちゃったけど、大丈夫かな?」

「そういえば、すごかったですよね。あの蹴り」

「あぁ、うん。私小さい頃空手習ってて。
黒帯だったのニコッ」

「え、じゃあなんで今までやり返さなかったの?」

「相手に怪我させちゃうから。」

「それだけ?」

「それだけではないかな。ただ、だるいっていうのが70パーセントくらい。」

「そう、なんですか。」

「まぁ、まぁ。よしついた!」

「雄飛、大丈夫?」

「分からない。本人じゃないから。」

< 113 / 214 >

この作品をシェア

pagetop