僕は君を追いかける。
ピーンポーン

「あ、きた!」

ガチャ

「おい、兄貴勝手に鍵持っていくな。」

「えー、なんで陽よくて俺はだめなんだよ!」

「とにかく、帰るぞ!
ごめんな、百合、雄飛君」

「ごめんね、陽」

「........」

「じゃあな。」

「百合ー、また明日ね」

ガチャ

雄飛君怒ってるのかな。
なんでだろ。

「雄飛君?」

「........」

どう、しよ。

「ねぇ、雄飛君。私なんかした?」

ぎゅっ

「わっ」

「なにハグなんてされてるの。百合ちゃんは俺の彼女でしょ。」

「ん。ちゃんづけやめてよ。////」

雄飛が私のこと百合ちゃんって呼ぶと、
危ないときがある。

「ハグはいいんだ?笑」

「ハグは、いいけど。」


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