僕は君を追いかける。
次の日学校へ行くと、仁兄がいた。 

「うわ、」

嫌だ、朝から最悪。
仁兄が嫌いなわけではない。ただ、スキンシップが激しくてうるさいから、うざい。

「百合、おはよう。」

「おはよう、ございます。仁先生」

「えらいね、先生つけるなんて♪」

「じゃあ、」

雄飛君は靴箱の位置が違うから隣にはいなかった。
< 125 / 214 >

この作品をシェア

pagetop