僕は君を追いかける。
「ちょっと、お兄さんたち何してるんですか。」
「え?」
「だーかーら、俺の女に何勝手に触ってんの?」
「ひっ。」
雄飛君....
先輩たちの手を振り払って雄飛君へ抱きつく。
ぎゅっ
強い力で私を抱きしめてくれた。
「お前ら、覚えとけよ。一生許さねぇから。馬鹿どもが失せろ。」
「「す、す、すいませんでしたー!!」」
そう言って先輩たちは逃げていった。
怖かった。
「雄飛君.............」
「百合、怖かったね。大丈夫だよ。ポンポン」
雄飛君、私を助けてくれた。
私の彼氏は本当にかっこいい。
「雄飛君、ありがとう。うぅっ。」
「百合、泣かないで。いちごクレープ帰ってから食べるよ。ニコッ」
「うん。」