僕は君を追いかける。
ガチャン

パチパチパチ

2人はたくさんの人に祝福されて幸せそうだった。

「陽、かっよかった。」

「ありがとな、百合」

「百合ちゃん、本当にありがとう。」

「いいえ、こちらこそ。飛鳥さんのドレス姿見ることができてよかったです。」

実は、陽と飛鳥さんは結婚式を挙げるつもりがなかったみたいだったけど、私が無理を言って結婚式を挙げてもらった。

理由は、陽に恩返しをしたかったから。

「陽、ありがとう。小さい頃からずっと。飛鳥さんと幸せになってね。大好き。」

「百合、お前も雄飛君と幸せになれよ。俺の最高の幼なじみなんだから。」

「陽.......」

そういって私たちはハグをした。
自然と嬉し涙が流れた。

これから、それぞらの道を歩んでいくんだな。
そう思った。
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