僕は君を追いかける。
追いかけて、追いかけられて。
そしていつものように4人で学食を食べていた。 

「なぁ、明日みんなでどっか遊びいかね?」

「あ、いいね。
百合っちも行こうよ。」

「唯がいいなら。」

「俺も別にどっちでもいいよ。」

「よし!決まりだな。
じゃあ明日、デパート前集合な」

「一応連絡先交換しとこうよ。
私、佐野のしか知らないから。」

「だね、これ私の」

「これ俺のな」

「ありがと。」

それぞれ、連絡先を交換した。

家に帰ってからも楽しみで仕方なかった。

ピコンッ

「?あ、真也君だ。」

明日、唯ちゃんと2人になる時間欲しいんだけどお願いできる? 
雄飛に言ったら、百合先輩に聞けって言われて。

「唯のことほんとに好きなんだ。」

わかった。
帰りでいい?

よし、送信。

返事が来て、すごく感謝された。

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