僕は君を追いかける。

「終わった。行こう
イルカさん見たくない?」

「イルカさん?笑
みたいよ」

バスに乗ってデパートの前についた。
待ち合わせの9時の5分前についた。

「雄飛、百合先輩!」

「あ、いた。」

「はよ、真也」

「おはよ、真也君。」

「みんな、早かったね。
おはよ」

「おはよ、唯」

「おはようございます。石原先輩。」

「おはよ、唯ちゃん。」

「え」

あ、唯ひいてる笑

「とりあえず、行こっか。」


「だな!」

いきなり、唯が耳元で話しかけてきた。

 「ねぇ、百合っち。
雄飛君と付き合ってるの?」

「付き合ってないよ。」

「そなんだ、今日も2人で来たみたいだったから。」

「実は、一緒住んでて告白もされてる。」

「え?」

「保留にしててさ、自分が佐野のこと好きか分からないから。」

「そっか、じゃあ私が佐野のこと好きで付き合ってるって言ったら?」

「っ!」

え、なんで。佐野何も教えてくれなかった

「嘘だよ。泣きそうにならないでよ」

「う、そ?」

はぁ、

「良かった。」

「嫌なんじゃない?雄飛君が他の誰かと付き合うの。」

なん、だろ。
なんか

「やだ。」


「なんでだと思う?」

「なんで、だろ?」

「恋、してるんだよ。」

「わたしが?」

「うん。今日告白したら?」 

「頑張ってみる。」

「うん。」

「ふたりともー急いで!
早く行こーぜ!」

「「はーい」」

今日、絶対言おう。

佐野に告白しよう。
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