僕は君を追いかける。

「先輩、いちご買ってきたよ。」

「あ、ありがとう。」

いちごは私の大好物。

「おいし。」

「良かった。」

「あの、ふたりとも私達のこと忘れないでね。」

「あ、ごめん。」

「よくそんなに食べれるね雄飛君。
百合っちはおにぎり2つしか食べてないからわかるけど、
雄飛君三段弁当くらい食べてたよね。」

「雄飛、大食いだもんな。」

確かに、いつも3回くらいご飯おかわりしてる。

「唯と真也君はたりたの?」

「私は足りたよ。たくさん食べたし。」

たしかに、たくさん食べてた。

「俺は、食べれなかった。」

緊張してるんだ。真也君笑

そんな話をしている間に食べ終わった。

それから、まだ周ってないところをみたり。ショップに行ったりした。

「これ、かわいい。」

「百合先輩そういうの好きなの?」

「まぁ。」

「ふーん。これ姉貴たちに買っていかない?」

「お菓子?」

イルカの絵が乗ったクッキーだった。

「うん、姉貴が来るって言ったけどさ。
姉貴の彼氏も来るって言ってて。」

「そなんだ。丁度いいかもね。買おう。」

「じゃ、レジ行ってくる。
石原さんと待ってて。」

「唯。」

「あ、百合っち。
これさ、真也君似てない?」

「似てる。てか、ほぼ本人だ笑」

「だよね笑」

「先輩方、さっきからチンアナゴのぬいぐるみ見て何言ってるんですか!」

「あ、真也君。ごめん!でも似てない?
百合っちも似てるって言うくらいだし。」

「まぁ、遠くはない。」

「ふふっ」

「////」

私、ここにいて、いいのかな?
なんか、2人に申し訳なくなってきた。

「百合先輩、はいこれプレゼント。
おそろいね。」

「これ、」

「さっき、欲しそうだったから。」

「佐野、ありがと。」

佐野は優しいな

そうしてあっという間に時間が過ぎていって、解散の時間だ。
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