僕は君を追いかける。
知らない人にお風呂まで貸りてしまった。

「あ、のーお風呂ありがとうございます。」

「どういたしまして、
俺がお風呂入ってきたら手当するから少しの間我慢しててね。」

「あ、はい」

やさしーな

「あがったよー、手当しよっか。」

「すいません、お願いします。」

上手いな全然痛くない

「これで、よしっ!」

「あ、ありがとうございます。」

「いえいえ、もしかしていじめられてたりする?」

「え、まぁ少しだけ。」

「まぁ、そんだけ可愛かったら嫉妬されるだろうね。」

「あ、どうも」

「名前は?」

「私は西之谷百合です。花宮高校2年です。」

「え、嘘でしょ。」

「え?」

「いや、俺は佐野雄飛
月島高校1年です。1つ下ですね
ためですいませんでした。」

「ううん、気にしないで!
私もためで話すしだから佐野もためでいいよ。」

「百合先輩、佐野呼びなんですね笑」

「え、変だった?」

「ううん、珍しいからさ。」

「あ、ありがとうございました。帰りますね」

「泊まっていきなよ。
明日休みだしさ。」

「でも、」

笑ってるけどなんか怖い

「は、い。ありがとうございます。」
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