【完結】一夜の過ちで身籠ったら、夫婦が始まってしまいました。
「……んんっ、っ……」
お互いの体が繋がった瞬間に、恥ずかしさよりも理性が狂わされていくほうが何倍も強かった。
深く繋がったその体は、すごく熱くて、そして気持ちよくて。初めて抱かれたこの体に、わたしはもう理性を抑えることが出来なかった。
彼の大きなその背中に抱き着いていくと、彼は少しだけ早く動きを早めた。そのたびに漏れてしまう、お互いの吐息。そしてその理性を崩そうとするお互いの欲望が、さらにその欲を掻き立てていく。
「んんっ……あっ、そこダメッ……」
最もわたしの気持ちいい所を刺激されてしまい、変な声が出てしまう。
だけど彼は、「カワイイよ……。もっと聞かせて?」そう言ってわたしの理性を更に煽ってきた。
初めて会った人にこんなに体を許すなんて、普通はあってはいけないのに……。なのにそんなことを忘れさせるくらい、彼はベッドの上で一定のリズムを刻みながらわたしを抱いた。
お互いの体と理性が限界を超えるまで、何度も何度も体を重ね合った。